茜の空に
姪っ子の体育祭を観に行きました。
チアダンスをするって事だったので、そりゃちゃんと観ないとな。
バレエを小さい頃からやってた姪は、贔屓目に見なくても上手に踊ってた。
頑張って勉強して、そして受かった第一志望の高校。
本当に姪は頑張った。
去年の暮れは、紅白観ながらでも、片手には参考書だったもんな。
おめでとう。ただいま、青春真っ只中だねー。
もう10数年前。
ダラダラ生きてて、日雇いのバイトをしてた僕は、
「今日は○○高校に行って、体育祭用の足場を組んで下さい」との指令を受ける。
地図見て、チャリンコ漕いで、坂を登って、辿り着いた高校(現場)。
すれ違う利口そうな学生たちが眩しかったな。
なんだかんだで学生時代を放棄した僕には、とても羨ましかった。
未来のある学生さんたちを横目に、ダラダラと生きてる自分。
その時はその時で一所懸命だったのかもしれないけど、
やっぱどっかで人生をサボってたんだと思う。
小遣い稼ぎの大学生に混ざって、日々の生活のためにバイトしてる自分。
なんか惨めだった。
バイト終わった帰り道、チャリンコから観た茜の空が妙に
悲しかったのを覚えてます。
まさか、その10数年後。
姪っ子がその高校に行くとはなぁ。
あの時と同じ足場を眺めながら、
今ここで、足場を見てウルウルきてるのは
自分くらいかなと少し気持ち悪くなった。
巡った季節は、茜の空を
優しく映して仕方ないっス。

